1万5千ルーブル以上を外貨に交換したい場合、パスポートの提示のみならず、用意された用紙への記入が義務付けられる。用紙には姓名、身分証明書に記載された内容、居住地、納税者番号など、「信用組織の裁量によって」記載事項が決まる。
ロシア中央銀行の説明では1万5千ルーブル以上の外貨からルーブルへの交換の場合は、顧客が提出するのは身分証明書のみで、用紙記入は銀行自身が行わねばならない。
新たな規則は「ロシア銀行通信」に発表されてから10日後に発効する。決議499-Ⅱは12月16日号に掲載された。
「犯罪またテロへの資金援助によって得られた収益の合法化に反する(マネーロンダリング)」法F3‐115によれば、顧客の人物確認は金額が1万5千ルーブルを超えない場合、または1万5千ルーブル未満の外貨の交換を行う場合は必要とされない。