38歳の運転手、ゲヌイ出身のロベルト氏は、勤務開始時のいつもの医学的検査で、体内に麻薬物質が蓄積しているのを発見された。医師の問診で、同氏は、麻薬の使用の疑いを断固拒否した。しかし、ロベルト氏は、前日の夕方にハーブディーを一杯飲んだことを思い出した。
医師は実験として、自ら同じ茶を飲んでみた。その上でコカインテストを受けると、やはり陽性だった。
この発見について、地元当局に通報がなされた。警察は、当該製品が売られていた店を調べたが、店主は必要な書類を完備しており、茶はペルー出身のミラノの問屋から合法的に仕入れたものだった。
警察も茶を飲んでみた。その体内にコカの葉が発見され、当該商品はすべて押収された。しかし、ペルーでは、コカインを原料にした茶が、もう何千年も飲まれている。