番組の中でマントゥロフ産業貿易相は、次のように伝えている。
「我々は、ロシアの通貨ルーブルとイランの通貨リアルでの決済を含め、今後貿易高が増えるであろう事に立脚し、ルーブルがイランの銀行に現れる事も有り得ると考えている。イランの銀行は、我々の商品の勘定を済ませる事ができるだろう。
今後5年間に、ロシアとイランの間の貿易取引高は、およそ50億ドルになる可能性がある。」
12月21日から23日までイランの首都テヘランで、産業見本市「貿易産業対話ロシア―イラン2015」が開かれ、ロシアからは、マントゥロフ産業貿易相を団長とする代表団が参加した。見本市では、通貨の両替や経済貿易関係発展を容易にする、通貨合意調印の諸条件について意見が交換された。
イランのマスメディアが、マフムド・ヴァエズィ通信・情報技術相の言葉を引用し、先に伝えたところでは、現在ロシアとイランは、通貨合意調印の諸条件について討議中だ。