レヴィチェフ副所長が明らかにした。欧州原子核研究機構は多くのほかの応募プロジェクトの中からロシア人研究者らのプロジェクトを選んだ。リアノーボスチ通信が明らかにした。
レヴィチェフ副所長の話では、欧州原子核研究機構は、大型ハドロン衝突型加速器でビッグス粒子が発見された際に新たな将来的な設備の建設を考え始めた。
ロシア科学アカデミーシベリア支部の核物理学研究所は周囲の長さが100キロメートルの「未来の衝突」プロジェクトを開発し始めた。ちなみにフランスとスイスの国境付近にある衝突型加速器の周囲の長さはおよそ30キロメートル。
レヴィチェフ副所長は「これはミクロ世界の研究のための前代未聞の装置になる。こうしたものは地球史上なかったものだ」と語っている。
新「衝突型加速器」のコンセプト案は2018年までに準備される予定。プロジェクトの枠内で数基の「衝突型加速器」が作られる予定。
欧州原子核研究機構にある大型ハドロン衝突型加速器は現在、世界最大の調査設備。