「ロシアがシリアに行った軍事介入はどうやらシリア政府にとって最初の成功をもたらしたようだ。シリア政府はイスラム主義者の何千人にもおよぶ戦闘員らとの間にダマスカス周辺から退去することで合意に達している。」ドイツ経済ニュース紙が報じている。
記事の記者は、まさにロシアの軍事行動が「ダーイシュ」や「ヌスラ戦線」といった組織を決定的に弱体化させたらしく、2000人にのぼる武装戦闘員らは土曜(26日)に家族とともにダマスカスを離れるだろうと書いている。この決定は、政府とダマスカス南部の数箇所の地区の代表者らとの4ヶ月に及ぶ交渉の結果、とられたもの。
これより前、軍の消息筋がリアノーボスチ通信に明らかにしたところによれば、「ダーイシュ」、「ヌスラ戦線」、「リヴァ・アリ・グラバ」の戦闘員らはヤルムカ地区にてシリア政府軍に対し、重火器の引渡しを開始した。