地対空ミサイルシステムの実弾射撃が、時速25キロのスピードでのオフロード走行という条件下で行われた。標的は、最初のミサイル攻撃で殲滅された。こうしたタイプの地対空ミサイルシステムからの砲撃が行われたのは、まったく初めてのこと。世界には同種のものはない。
それ以外に、ロシア国防省は、長距離最新鋭地対空ミサイルシステムС-300В4(S-300V4)の夜間発射の映像を公開した。地対空ミサイルは、最初のミサイルが、新しいミサイル標的のタイプ「ペンスニェ(ロシア語で鼻眼鏡の意味)」を殲滅した。 これは、最新鋭空中攻撃手段の特徴を持った高速の標的を模したものだ。その基本的な長所は、自動化された手段を使って火を完全に制御できることにある。
アストラハン州カプスティン-ヤル演習場、2015年夏。