2014年、米国は、武器で362億ドルを稼いだ。前年を95億ドル上回る成績だ。第2位はロシアで、売り上げは102億ドル。3位はスウェーデンで55億、以下フランス44億、中国22億ドルと続く。
米国はカタール、サウジアラビア、韓国との十億ドル単位の合意で、武器市場の50%強を支配している。米国は朝鮮半島における緊張の高まりを利用した。結果韓国は米国製武器の主要な購入者となり、その購入に70億ドル超を費やした。
イラクは米軍撤退後、自国軍の強化の必要から、武器輸入に73億ドルを費やし、ランキングで2位になった。
第3位は意外にもブラジル。この国も自国軍の刷新を旺盛に進めている。同国は65億ドルという膨大な額を主にスウェーデン製の軍用機の購入に費やした。
2014年の一年で、世界では718億ドルの合法的契約が交わされた、と同紙。