シリアのアル・ハスカ県のアッシリア人コミュニティの代表者は、「我々は仲介者を通して、捕虜となっていた、アッシリア人25人の解放について合意することに成功した。我々は引き換えにテロリストらに身代金を渡した。まだ約80人のアッシリア人が捕虜となっている」と伝えた。
2015年2月、「ダーイシュ」はアル・ハスカ県で、キリスト教徒たちが住む36の村を掌握した。リア・ノーヴォスチ通信が伝えた。「ダーイシュ」は古代から存在している教会を破壊し、一般市民数十人を殺害し、300人以上のアッシリア人を捕虜にした。アッシリア人コミュニティは身代金を支払い、これまでにおよそ190人の、主に高齢のアッシリア人の解放に成功した。
シリア軍は現時点で、アッシリア人義勇兵の支援の下、掌握された全ての移住地を解放し、再び管理下に置いた。現在これらの居住地区は完全に破壊され、住民も去ってしまった。