「国境なき記者団」の報告書の中では、次のように述べられているー
「この憂慮すべき状況は、記者に対する意図的な暴力によるところが大きく、メディアで働く人々を保護するための取り組みが失敗したことを物語っている」。
記者が死亡した数が最も多かったのは、これまでと変わらずシリアとイラクで、3位は、今年1月に風刺週刊誌「シャルリーエブド」の本社が襲撃されたフランスだった。
また報告書によると、以前は記者の3分の2が戦闘地域で死亡していたが、今年は大多数の記者が平和な地域で命を落としたという。
なお昨年、職務を遂行中に死亡した記者は66人だった。