それによれば、イランのエリート軍部隊であるイスラム革命防衛隊は、米空母から約1,4キロ離れた場所で、ミサイルの発射演習を開始した。
イラン海軍が無線を通じ、射撃開始の意向を伝えた時点で、米国の空母を初めとする艦船は「国際的に認められた海の回廊上」に位置していた。こうした警告があった後、数発の無誘導ロケット弾が発射されたという。
その際、ミサイルは、海峡上のイラン艦船から、米空母及びその他の艦船とは反対の方向に発射された。つまり米国船は、イランのミサイルの標的とはされなかった。
しかし米国は、今回の射撃演習を「極めて挑発的であり、危険が無いとは言えない行為だ」と反発している。なお米軍とイラン軍の間では、直接のやり取りはなかった。
先に伝えられたところでは、米空母「ハリー・トルーマン」は、テロ組織ダーイシュ(IS,イスラム国)殲滅作戦に合流している。