日本の総合格闘技団体「ライジン・ファイティング・フェデレーション」は、ロシアの総合格闘家ヒョードル・エメリヤーネンコ選手が出場する国際大会を、できるだけ早くロシアで開催することに関心を持っている。「ライジン・ファイティング・フェデレーション」のCEO榊原信行氏が、ロシアの通信社「Pスポルト」に語った。
榊原氏はまた、エメリヤーネンコ選手と新契約を結ぶ計画であることも明らかにした。
榊原氏は、可能であればロシアでできるだけ早く総合格闘技イベント「ライジン」を開催したいと語り、すでに今年2016年にも同イベントが開催される可能性があると述べた。また榊原氏は、日本の馳 浩(はせ ひろし)文部科学相が、エメリヤーネンコ選手に、日露の友好関係を強化したことに対して日本政府からの記念ベルトを手渡したと伝え、スポーツ界では露日関係が強化されており、自分たちがその懸け橋になりたいとの希望を表した。
エメリヤーネンコ選手も12月31日木曜日、「Pスポルト」に、ロシアで試合をしたいとの強い希望を語った。ロシアのムトコ・スポーツ相は、祖国でリングに上がるというエメリヤーネンコ選手の決定を、スポーツ省は支持すると指摘した。