石油価格が休日に起こったサウジアラビアとイランの政治的緊張の高まりのため週明けに3%以上も跳ね上がったこと、また石油の供給が滞る可能性について伝えられた。
ニューヨーク・マーカンダイル取引所における原油価格は1バレル当たり38,32ドルまで上がった。ロンドン国際石油取引所における2月のブレント原油先物取引価格は12月3日夕刻に38,50ドルに達した。
野村ホールディングス資源市場研究所所長のゴールドン・クバン氏は近い将来、高まる緊張が石油価格を押し上げるだろうが、市場は需要と供給の現実的な均衡の復活を望んでいると考える。