ヤロヴァヤ委員長はリアノーボスチ通信からのインタビューの対して、「トルコ政権の道徳性についての声明は悲喜劇的だ。悲しくて、同時におかしい。悲しいのは、国民の利益をIS(ダーイシュ)のテロリストと犯罪的ビジネスに挿げ替え、シリア国民の破産と強奪に参加しているトルコ政権の行為によって損害を蒙っているトルコ国民だ。そしておかしいのは、WTOの合意に国連憲章の国際平和と安全の維持要求を遂行義務という重要な項目があることが明白であるのと同様、この声明の嘘が明らかだからだ」と語っている。
ヤロヴァヤ委員長は、トルコが届出を出すことで、これがテロリズムに対する資金調達という主たる問題を回避することにつながっていいわけはないと指摘している。
ヤロヴァヤ委員長は、WTOの活動の基礎をなす総合合意の221章のタリフおよび取引についての項目に照らし、WTOの規則の何も合意した側に対し、障害となる行為をとってはならず、国連憲章の基礎にある国際平和と安全の維持の義務の執行において行為をとってはならないと説明している。