TheSundayTimes誌は二カ月ほど前にイラク北部の町マフムールで撮影された映像を入手した。雑誌は、戦闘員を追い出すための迫撃砲による攻撃のそばで白や明るい褐色の巨大なガスの雲が噴出しているのが見えたと確信している。
この週刊誌が報じるところによれば、はじめ、100ヤード内におさまった戦闘員たちが冗談を交わしはじめるのが聞こえたが、煙が彼らの進路を遮るや彼らはすぐにしりぞいたということだ。TheSundayTimes誌はこの物質がスコットランドでの仕事を辞めイスラム国と戦闘状態にあるクルド人を助けるためにイラクに渡ったイギリスのベテランボランティアの手によってもたらされたと主張する。
彼によると、ペシュメルガの20人の戦士はこの化学兵器の攻撃後に深刻な胸部の細胞と肺への外傷のため入院したということだ。彼はイスラム国の首都ラッカを化学兵器の生産地と呼ぶが、テロリストによってクルド人に使用された砲弾の中身がアンモニアであった可能性も否定できないという。