スカイニュースによると、所謂シリアにおける「ダーイシュ」の「首都」とされているラッカで活動する学者や軍事専門家たちのグループが、「地対空」ミサイル用の手製の熱電池の製造に成功した。これにより、熱電池を使用した誘導弾を搭載したミサイルの弾頭部の設計が可能となるという。
スカイニュースが入手した動画では、現在「ダーイシュ」の戦闘員らが、欧米の政府が老朽化を理由に処分した数千発のミサイルを再び稼動させようとしている様子がみてとれる。
熱電池を使用した誘導弾は、旅客機および軍用機を攻撃するために使用される可能性があり、その誘導精度は最大90パーセントだという。