ロシア外務省のザハロワ報道官は、次のようなコメントを表した-
「このような行為は、朝鮮半島情勢を悪化させる危険性をはらんでいる。朝鮮半島はそれでなくても極めて高い軍事・政治的対立のポテンシャルを特徴としている」。
報道官は、北朝鮮当局が1月6日に水爆実験を成功させたと発表したことについて、ロシアは注意深くこの声明を調査し、技術管理情報を分析していると述べた。 ザハロワ報道官は、次のように強調した-
「この状況において、全当事者に最大限の自制を保ち、北東アジアの緊張を制御不能なまで高める可能性のある行動を取らないよう呼びかける」。
ロシアは、6カ国協議プロセスと、地域の平和および安全に関する信頼性の高いシステムの形成に向けた対話を早急に開始することで、朝鮮半島問題を外交的に解決する立場を確認した。
なお北朝鮮が水爆実験の実施を発表したことを受け、国連安保理は、米国と日本の要請に従い、緊急会合を開くことを決定した。