「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、クラスター爆弾によって一般市民に犠牲者が出たかどうかについては現段階では明らかにされていないとしながらも、居住区でのクラスター爆弾の使用は戦争犯罪と同列にみなされる行為として、これを糾弾している。
サウジアラビアがイエメンに対し、クラスター爆弾を使用したとして非難されたのは今回が初めてではない。前回は2015年半ばにサウジアラビア主導の連合軍が同じくイエメンの居住区に対して使用したとして、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」によって非難されている。2015年5月だけでもクラスター爆弾によるイエメン民間人の死者は30人に及んでいる。