米国の情報法に基づきミリタリー・タイムズが海軍から入手したビデオには、小型の船舶数隻がはるかに大きな船(米空母ハリー・トルーマンと見られる)付近で数発のミサイルを撃つ様子が映されている。字幕によると、映像はホルムズ海峡上空のヘリ「シーホーク」から12月26日に撮られたもの。
USAトゥデイが米国中央軍の情報として伝えたところでは、この20分前、イラン船と見られる船の乗員らは、無線で、自分たちは演習を行っており、ミサイルを撃つ、と警告していた。
米海軍のスティーヴンス報道官は、この行動は「安全でなく、プロフェッショナルでなく、航行のルールに従っていない」ものとしている。こうしたケースが起こると、世界規模で、航行の安全を保障する試みが妨げられる恐れがある、と同氏。
イランは米空母通過当時ホルムズ海峡でミサイル発射を行った事実を否定している。