金正恩氏:核実験は「自衛行為」

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水素爆弾の実験は米国とその同盟国からの核戦争の脅威に対する朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の「自衛行為」だった。北朝鮮のリーダー、金正恩第一書記が述べた。

北朝鮮は6日朝、水素爆弾の実験を初めて行ったと発表。国連安保理は緊急会合を開き、全15か国が対朝新決議に向けた作業を即時始めることを決めた。安保理は、北朝鮮は2006年および2013年に採択された4つの決議に違反しており、国際的な平和と安全に対する脅威がある、と認定した。

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「北朝鮮の水素爆弾の実験は自衛行為だ。米国の帝国主義者どもが創り出す核戦争の脅威に対し地域安全保障と朝鮮半島の平和を確実に維持するためのものだ」。朝鮮中央通信の報道をロイターが伝えた。

金第一書記は、実験は「主権国家の法的権利であり、合法的な行為であり、誰にも批判などできない」と述べた。

聯合通信が北朝鮮の声明、金第一書記の言葉をもとに伝えたところによれば、6日実施された最初の水爆実験は「米国および帝国主義者どもの核の軍事的脅威から確実に国家主権と民族の存続権利を守り、朝鮮半島の平和と地域の安全を固く保障するための自衛措置」。

これは人民軍省訪問時における金第一書記の最初の実験に対する評価。しかし、同省をいつ訪問したのか、明らかにはされていない。

一方で外国の専門家らは、北朝鮮が行ったのが本当に水素爆弾の実験なのかどうか、確信できないでいる。爆発の規模が小さかったためだ。これは北朝鮮による、4回目の核実験である。

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