先週末、ブルガリアの首相は計画の復活を非常に喜び、腕をこすり合わせながら「みんなエルドアン(トルコの大統領)がどんなにすばらしく、ボイコがどんなにだめかということがわかっただろう」と感嘆の声をあげた。計画の再開は近日中に実行に移される。現在のところ「サウスストリーム」は欧州連合の第三エネルギーパッケージに対応するものであり、「バルカン」のガス配給センターの創造という考えと完全に調和するものでもある。年間総供給量630億立方メートルを誇るガスパイプライン「サウスストリーム」の建設は2014年の12月にロシアによって中断された。中止の理由としてはこの計画についてブルガリアの立場が曖昧であったことが考えられている。代替案としてトルコ領内を通る「トルコ・ストリーム」の建設が決定したが、この計画は2015年末のロシア・トルコ関係の急激な悪化のために実現が危ぶまれている。
ブルガリアの首相、「サウスストリーム」の復活を予期していた
2016年1月12日, 03:53 (更新: 2022年4月27日, 22:08)
© Sputnik / Aleksei Nikolskiボイコ・ボリソフ首相
![ボイコ・ボリソフ首相 ボイコ・ボリソフ首相 - Sputnik 日本](https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/142/38/1423816_0:63:2553:1507_600x0_80_0_0_2d9419215d35ca8671b66a32bf921621.jpg)
© Sputnik / Aleksei Nikolski
サイン
ロシアが「サウスストリーム」計画を再開した。ブルガリアのスタンダルト紙によれば、ボイコ・ボリソフ首相はこれについて周囲のものに語っていたという。