ロシア総領事館側の話では、2015年末、ロシア人1人を含む4人の外国人はバミューダ諸島船籍の船から下船した際に逮捕された。4人の荷物から向精神剤の入ったスーツケースが見つかった。
スーツケースはロシア人のものではなく、ほかの3人のうちの誰かのもの。警察は現段階では向精神剤の種類についての具体的な情報を明かしていない。
警察の発表ではスーツケースから見つかった向精神剤6キロは闇価格で4億2千万円相当。逮捕された中にはナイジェリア、フィリピン出身者がいる。
在大阪ロシア総領事館は大阪県警および逮捕されたロシア人の親族と密接なコンタクトをとりながら、捜査の行方を見守っていると発表している。