「EUオブザーバー」によれば、「英国、蘭および北欧諸国(フィンランド、スウェーデン、デンマーク)は中国に市場経済国の地位を付与することを支持。」
報道によれば、独は原則的には支持だが、但し書き付だ。この一方で伊は断固として反対。
欧州委員会では13日、この問題について討議が行われたが、決定は一切採られなかった。まさに欧州委員会の提案によってEU諸国および欧州議会は独自の決定を採らねばならない。
中国を市場経済国として認証した国はロシア、ブラジル、スイス、豪州、ニュージーランド。
中国を市場経済国として認証した国はロシア、ブラジル、スイス、豪州、ニュージーランド。
EU内では、WTOに加盟した中国にこの地位を付与することで中国製品に対する反ダンピング関税の導入が難しくなるとの見方が広がっている。これで欧州は350万人の雇用を失いかねないものの、こうした事態となれば、中国市場への接近が簡単に行われることになる。