シエラレオネ政府は11月7日、致死的伝染病の蔓延終息を宣言した。その後同国では90日間の医学的状況モニタリングが行われていた。
先の報道では、同国保健省は北部で死亡した白人の少年がエボラに感染していた可能性を調査していた。BBCが伝えたところでは、中間的な分析では、ウィルスの存在が確認されていたという。
木曜、WHO(世界保健機関)は、西アフリカにおけるエボラ蔓延終息を宣言していた。ただし、事態の推移を注視する必要はある、とされた。
エボラ出血熱は2014年2月、ギニアで確認され、のち隣り合うシエラレオネとリベリアに拡散。蔓延開始以来、この3国では、この病により1万1000人が死亡、感染者は2万8000人に上った。