未成年者の難民を受け入れる施設の組織を担当するダイアコニッサライトス基金の代表者によれば、女性達は、クリスマス休みの期間中、ヘルシンキ駅で未成年の難民達に金を払い、性的奉仕を要求しようとした。少年達に示された金額は、20ユーロだった。
基金の代表者は、施設にいる少年達との会話の中で事実を知った。また基金の職員達も、少年達が突然小遣いを持つようになり、タバコなどを買っていることに気づき、不審に思っていた。フィンランド国内に滞在している難民達には、毎月国から手当が支給されているが、その額は微々たるものだ。
基金の職員達は、未成年の難民達が、以前よりも多くの時間を駅で過ごすようになり、悪い仲間に入るのではないかと心配している。