長時間に渡った今回の会談では、両者は、ウクライナ南部・東部の紛争調整に向けたミンスク合意実現の方策を討議した。
米国務省のキルビー報道部長によれば、今回の会談は、プーチン大統領とラヴロフ外相が、昨年12月15日に米国のケリー国務長官とモスクワで会談した内容を基に、それを発展させ組織されたものだとの事だ。
スルコフ・ヌーランド会談は、コンタクトグループの代表らがベラルーシの首都ミンスクで会談した2日後に行われた。なおミンスクでの交渉には、ロシアを代表してグルィズロフ前下院議長が初めて出席した。