カナダ原油に続き、オマーン原油の先物価格が1バレル26ドルに下がるなど、他の安価な原油銘柄の価格も急落した。新聞「ザ・ワールドストリート・ジャーナル」が伝えた。
基本的な石油銘柄の状況もよくなっていない。北海ブレント原油の3月先物取引価格は、ロンドン市場で1バレル、2,3%マイナスの29,89ドルまで下がった。
原油価格は、石油輸出国機構「OPEC」がウィーンでの定例会議を総括する形で、原油の採掘量を一昼夜3150万バレルまで引き上げ、この分野での現状を修正した後、再び下落し始めた。
今日ロシアのノヴァク・エネルギー相は、新聞「RBK」のインタビューに応じた中で「原油価格が1バレル5−15ドルとなれば、ロシア経済は危機的な様相を呈するだろう」との懸念を明らかにした。