欧州会議議員会議の規則によれば、2016年最初の会議に自国代表団を派遣する場合、メンバーリストは、15日までに送付しなければならなかった。しかし「消息筋の知る限りでは、ロシアはそうしたリストを送っていない」との事だ。
事実上、こうした事は、ロシア代表団が1月の会議への参加を拒否した事を意味する。ただ正式な決定は、まだ下されていない。18日月曜日、ロシア議会上下院の両議長が、これについてロシアの立場を明らかにすると見られている。
先にロシア議会下院・国家会議国際問題委員会の第一副委員長で、欧州会議議員会議ロシア代表団のメンバーでもあるレオニード・カラシニコフ議員は「ロシアは、欧州会議議員総会の冬の会議への参加を取り止める可能性がある」と述べ、次のように強調していた―
「欧州会議議員会議では、再びロシア代表団の資格剥奪問題が提起されようとしている。こうした差別的政策が行われ、制裁の圧力下にある現在の条件においては、会議へのロシアの不参加決定は、全く論理に適ったものと言える。」