日米韓の外務次官 北朝鮮に対する制裁問題を討議

© AP Photo / Lee Jin-man日米韓の外務次官 北朝鮮に対する制裁問題を討議
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日米韓3カ国は16日、東京都内の外務省飯倉公館で外務次官協議を開き、日本の齋木昭隆(サイキ・アキタカ)外務事務次官、米国のアントニー・ブリンケン国務副長官、そして韓国の林聖男(リム・ソンナム)外務第1次官は、先週核実験を行った朝鮮民主主義人民共和国に対する国連制裁の中身について意見を交換した。

日米韓3カ国は、北朝鮮に対する厳しい制裁措置導入を含んだ新たな国連決議の採択を強く主張している。共同通信の報道によれば、3か国の高官は、北朝鮮に大きな影響力を持つ中国の協力をどういう形で得てゆくのか、という問題を解決する事になる。協議では、北朝鮮に対する新たな制裁の中身についても重要なテーマとして取り上げられた。

また日本と韓国の間で、ここ数年関係発展にブレーキをかけてきた所謂「慰安婦」問題について合意ができた事を考慮して、3か国国の高官らは、東アジアの安全保障領域における日米韓の協力拡大の可能性を確かなものにしようと努めている。

北朝鮮は1月6日、水爆実験に成功したと発表したが、専門家らは、熱核兵器の実験が実際なされたかどうか、については懐疑的だ。しかし、北朝鮮が4度核実験を行ったという点では、意見の一致をみている。日米韓3か国は、国連安保理事会による新たな対北朝鮮制裁の導入を強く求めている。

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