独バイエルン州首相 メルケル首相に難民問題をめぐり最後通牒

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ドイツ南部バイエルン州の首相で、与党連合の一員であるキリスト教社会同盟のゼーホーファー党首は、メルケル首相に対し「もし2週間以内に、ドイツ国境の秩序が保障されなければ、ドイツ憲法裁判所に訴える」との最後通牒を突きつけた。

週刊誌「シュピーゲル]によれば、バイエルン州のゼーホーファー州首相は、次のように述べた―

露下院国際問題委員長「メルケル首相は、シェンゲン協定も与党連合も崩壊させる可能性がある」 - Sputnik 日本
露下院国際問題委員長「メルケル首相は、シェンゲン協定も与党連合も崩壊させる可能性がある」
「今後14日以内に、我々は、連邦政府に書簡を送り、国境地域に一定の法的関係を回復させるよう求めるつもりだ。もし連邦政府がそれをしなければ、バイエルン州政府に残された道は、憲法裁判所に訴えることだけになる。」

先にゼーホーファー州首相は、連邦政府の移民政策に変更が加えられなければ、憲法裁判所に訴えると約束していた。バイエルン当局は、これまで何度も、合法・非合法を問わずドイツ南部国境を渡ってくる新たな難民及び移民を「自分達は新たに受け入れる事は出来ない」と繰り返し述べてきた。しかしメルケル首相は。現在に至るまで、移民受け入れの「上限」を明らかにしていない。

昨年2015年、ドイツは、およそ110万人もの難民を受け入れている。

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