中学に通う、中東難民のムスタファ・アリ-ハジ・アリ(14歳)は、同年齢の女の子にうるさく付きまとっていたが、その事をアルミナス・ピレツカス君に注意された。ムスタファは、このことを根に持ち、アルミナス君を襲い、ナイフで殺害した。事件が起きたのは、今年初めて学校があった日のことだった。
アルミナス君の学友たちは、学校内の事件現場に花やロウソクをたむけ、冥福を祈っている。スウェーデンのマスコミは、この事件について、犯人の父親のコメントだけを伝えた。彼は「自分の息子を不愉快な目に合わせた、アルミナス君の方が悪い」と主張している。一方被害者の両親のコメントは、全く伝えられていない。両親は「移民の子供達の振る舞いに対するクレームは、以前からあった」と述べている。今回事件が起きた学校では、つい最近、リトアニア出身の少女に対し難民少年らによる強姦未遂事件があったばかりだった。しかし、警察は、この件に特別の注意を払わなかった。