映画芸術科学アカデミー 「オスカー」をめぐる人種差別非難を受け、会員メンバー見直しへ

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「アカデミー賞」を主催する米国の映画芸術科学アカデミーは、「オスカー」に関する人種差別スキャンダルをめぐり、アカデミー会員のメンバーを見直す。

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18日、女優のジェイダ・ピンケット=スミスさんとスパイク・リー監督が、アカデミー賞候補に2年連続で黒人の俳優や監督が含まれなかったことに対し、授賞式のボイコットを呼びかけた。

映画芸術科学アカデミーのシェリル・ブーン・アイザックス会長は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で発表した声明の中でアカデミー会員のメンバーを見直すことを明らかにし、次のように発表した-

「我々は今後数日、数週間の間に、メンバー会員に必要とされている多様性をもたらすために、メンバーシステムの見直しを行う。1960年代や1970年代に映画芸術科学アカデミーは、生活への関連性や深い根付きを保つために若い人々を招いた。2016年、候補者は性別、人種、民族、性的指向など全ての面を考慮して選らばれなければならない」。

またアイザックス会長は、「白いオスカー」の状況について話し合うために連絡をとってくれた全ての人に感謝の意を表した。アイザックス会長は、映画芸術科学アカデミーの黒人初の会長。

アカデミー賞の授賞式は、2月28日に予定されている。

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