「この4昼夜でロシア航空隊は、シリアのアレッポ、デイル・エズ・ゾル、ホムス、ハマ、ラッカ、ラタキヤにおけるテロリストのインフラ拠点579箇所に対し、157回出撃を行った。」
2015年9月30日、ロシアはシリアのアサド大統領の要請を受け、シリアにおいて「ダーシャ(IS,イスラム国)」、「ヌスラ戦線」(ともにロシアでの活動が禁止)の拠点に対するピンポイント攻撃を開始。この間、ロシア航空宇宙軍はカスピ海艦隊の戦艦および黒海艦隊の潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」の参加を得て、テロリスト数百名およびその拠点数千箇所を殲滅してきた。
ロシアの支援を得てシリア政府軍および愛国的な反体制派らはテロリストの拠点に対する攻撃を行っている。ロシア軍参謀本部の発表では、シリアではここ1ヵ月半だけで150を越える居住区が解放されている。ロシア軍参謀本部は、こうした一方で国際社会の尽力にも関わらず、テロリストらはトルコを通して支援を受け続けていることを明らかにしている。