ペスコフ報道官によると、両国はまだ幅広い面で作業する必要があるという。同氏は、露米は妥協の模索を行っているが、作業は緊迫していると指摘し、次のように語った-
「緊迫した作業が進められており、ロシアのラブロフ外相と米国のケリー国務長官が会談を実施する。他の方面でも作業が行われているが、全てがスムーズに進んでいるわけではない」。
ペスコフ氏は特に、露米間では、シリアの組織のリスト作成で意見が異なっているとし、次のように述べた-
「リストについては未だに問題があり、誰が白のリストに、誰が黒のリストに含まれるべきなのかについて、意見が非常に激しく分かれている」。
ラヴロフ外相とケリー国務長官は、スイスのチューリッヒで今年初の会談を行う。会談では、今回もシリア、ウクライナ、イランがテーマとなるほか、緊迫化した朝鮮半島情勢も議題に上る。
ラヴロフ外相とケリー国務長官の会談は、プーチン大統領とオバマ大統領による電話会談の後、決定した。