「市場は2017年を見つめることになる。需給関係がどうかわるかを見通すということだ。石油市場では気運の交代は起こる。それに起きるときは非常に迅速に進む。」DNBのマーケット部門のトップがオスロで開催の部門別会議のロビーでブルームバーグからのインタビューに答え、こう語った。
DNBの評価では、ブレント原油価格は今年後半には2倍の1バレル65ドルにまで値上がりする。
ロシア石油大手の「ルクオイル」のヴァギト・アレクペロフ社長も、石油会社は2016年後半には石油価格は上昇に転じると語っている。「現在、ロシアでは採掘への投資は縮小傾向だが、これは生産低下をはらんでいる。新たな大油田を採掘する計画はない。課題は今稼動している油田の作業の改善だ。」アレクペロフ社長はダボス会議のロビーでこうした発言を行った。
今週、石油価格は1バレル28ドルにまで落ち込んでいる。これは2003年11月以来の最低価格。