昨年日本は69か国の出身者7586人から申請を受けた。最多がネパールで1768人、以下インドネシア(969)、トルコ(926)。シリアから欧州に大量の移民が流入しているが、そんな中で、日本へ申請を行ったシリア人はわずか5人だった。うち3人が日本政府に承認された。
岸田外相は今週、日本はシリアと中東の安定化のために3億5000万ドルを拠出する、と述べた。また安倍首相は、昨年9月29日、国連総会で、日本はシリアとイラクの難民を支援するために8億1000万ドルを拠出する、と述べた。日本は度々、世界中の難民を支援するために資金を供出することを継続する、と指摘しているが、自国への受け入れの用意はないようだ。