「地球上のすべての国がその影響力を高めることを望んでいる。しかし、『影響力を高める』というのは、他の人があなたの意志を実行するようにする、ということだ。そして、あるプレイヤーが他のプレイヤーに影響を与えるようと務める事に、驚くべきものは何もない」とパスカル・ラミー氏。
「ある人にはそれをする可能性が大きく、ある人には小さいという事実についてだが、米国がそうした外交、軍事、諜報資源を持ち、それによって米国が他の国よりも高い影響力を持っているということは、秘密ではない。これを変更したいというならば、我々は強くなる必要がある」とWTO元事務局長。
スイスのダヴォスで1月20日、第46回世界経済フォーラム(WEF)が開幕した。 1月23日まで続くこのフォーラムには、100カ国から2500人以上が参加している。