サラは20日、安楽死した。野生だと平均寿命が12年のところ、サラは15年生きた。健康が著しく悪化したため、安楽死に踏み切ったという。
この数年、サラはひどく病み、苦しみを止める唯一の人道的な方法が安楽死だったという。
2009年、動物園内で、サラは動物による100m走の新記録を樹立した。記録は6.13秒。世界最速のスプリンター、ウサイン・ボルト氏より3秒も速い記録だ。
2012年、ナショナル・ジオグラフィック誌主催の新たな記録会で、サラは100mを5.95秒で駆け抜け(時速98㎞)、自身の記録を塗り替えた。