スイス軍の一連の兵士らが麻薬を使用している可能性があるとの情報は、すでに19日火曜日の段階で流れていた。そのためこの日当局が、第30山岳射撃大隊のメンバーらを検査した結果、ダボスで世界経済フォーラムの警備に当たっていた軍人12人に陽性反応が出た。
12人のうち、7人は大麻を吸い、残りの5人は、大麻に加えさらにコカインもやっていたという。
なおホーファー報道官は「ダボスでのハイレベルの行事の安全保障業務に、問題の兵士らは、いかなる悪影響も及ぼしていない」と報告した。
今月20日から23日まで行われている世界経済フォーラムの警備は、スイス軍の兵士4500人が担当している。