米国企業ブルーオリジンは昨年11月に一度宇宙に入った準軌道宇宙船ニューシェパードの再打ち上げ・再着陸に成功した。同社プレスリリースより。
高度101.7㎞まで飛行したあと、軟着陸した。ロケットだけでなく、カプセルも無事帰還した。将来的にこのカプセルに人が乗ることになる。
ブルーオリジンは垂直発射式ロケットを二度にわたり地球に着陸させた唯一の企業である。
ブルーオリジンは2000年、宇宙ツーリズム発展のために発足した。その宇宙船ニューシェパードはエンジンコンパートメントと乗員用カプセルからなり、円錐形をしている。カプセルには3人以上が乗り込める。
他に再使用ロケットを開発している民間企業にSpaceX社がある。同社は昨年、宇宙基地で、ロケット「ファルコン9」の第一弾目を垂直着陸させることに成功している。しかし、先日、同ロケットを海上プラットフォームに着地させようとしたところ、失敗に終わった。