タイで見つかった金属破片は日本製ロケットのものか?

© AFP 2023 / Madaree TOHLALAタイの警察
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日本の三菱重工業の代表者らは、今月23日にタイ南部で見つかった金属破片について、日本が打上げたロケットの一部である可能性が高いと発表した。これまで、この破片は、2014年に消息を絶ったマレーシア航空機ボーイング777-200のものではないかとの説が流れていた。AP通信が伝えた。

三菱の代表者らの主張によれば、手元にある問題の破片の写真やビデオを分析し出た最初の結論としては、それらは日本南部から打上げられたH-II あるいはH-IIBロケット(宇宙開発事業団 (NASDA) と三菱重工が開発し、三菱重工が製造した人工衛星打上げ用ロケット)の一部であるとの事だ。

​三菱重工のスポークスマンは「現在、モデルの特定とロケット打ち上げ日時の特定作業が続けられている。ロケットの破片は、打上げ後、海に落下し、その大部分は回収されているが、時に一部が、外国の領海内を含め発射地点から極めて遠い場所で見つかる事もある」と説明している。

2014年3月8日の深夜、乗客227名乗員12名を乗せクアラルンプールから北京に向かっていたマレーシア航空機MH370便ボーイング777-200型機は、離陸後間もなくレーダ-から機影が消えた。乗客の中には、ロシア人も含まれていた。

マレー機は、インド洋南部に墜落したものと推測されている。

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