日本外相 南クリル開発に第三国が参加する可能性を懸念

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岸田外相 - Sputnik 日本
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岸田外相は26日、閣議後の記者会見で、ロシアのトルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表が、南クリルにおける漁業プロジェクトへの参加を日本企業が辞退した場合、第三国の企業を受け入れる可能性があるとの考えを表したことについて、不満を表明した。

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トルトネフ副首相は、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムの場でロイター通信のインタビューに応じ、日本で北方領土と呼ばれている南クリルの経済発展を促進する考えを表した。

トルトネフ副首相は、「そこ(南クリル)は、漁業や養殖業にとって理想的な環境だ。そのため我々は、日本企業を誘致し、彼らに共同プロジェクトで優先権を与える用意がある」と述べ、しかし、もし日本企業がこのような提案を辞退した場合、ロシアは共に活動する用意のある他のパートナーを見つけると指摘した。

日本は、南クリルでの経済プロジェクトへの参加を拒否しているほか、南クリルを訪問するためには、同地に対するロシアの主権を認めるロシアの文書を作成する必要があるため、国民に対して南クリルを訪問しないよう呼びかけている。

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