CIAは、「宇宙人を保護している」、「地球外知的生命体の証拠を隠蔽している」などとしてよく非難されるが、今回サイトに1978年の調査のアーカイブを掲載した。
陰謀論の支持者たちにとっては思いがけないことだったが、CIAはUFO目撃の歴史的事実だけでなく、異常現象の分類を記したたくさんの書類も公開した。
CIAは、その任務と同時に、1947年から、世界中で起こった空飛ぶ円盤と関連した出来事も追ってきた。
掲載された写真の大多数は、1940年から1950年代のもので、CIAの電子図書館「電子閲覧室」が提供したもの。これらの文書は、現役諜報員本人から直接入手したものや、謎の出来事に関する様々な国のマスコミ報道から集めたもの。
1978年末、CIAは地方裁判所の決定にしたがい、UFOに関する文書の存在を認め、原告にUFOに関する文書900ページ以上を渡すことを余儀なくされた。
なおCIAは、ページ数不明の57の文書については、国家安全上の理由から引渡しを拒否した。裁判所は、非公開会議でCIA代表者らの論拠に同意した。