事件が起きたのは、地元にある難民センターの近くで、彼女の証言では、見知らぬ男性が彼女を地面に押し倒し、着衣を脱がそうとした。しかし彼女は、彼に対しガス・スプレーを使用したため、男は逃走した。犯人は、逮捕されていない。なお暴漢が、難民であったかどうかは、分かっていない。
地元警察のスポークスマン、クヌド・キルステン氏は、この事件について「ガス・スプレーの使用は、法律に反する。それゆえ女性は、500クローネ(米ドルにして20ドル)の罰金を支払うことになる」と伝えた。
デンマーク以外でも、護身用のガス・スプレーの所持は、ベルギー、ノルウェー、アイルランド、オランダなど一連のEU各国で禁止されている。
一方、ここ最近、欧州諸都市の住民への「アフリカおよびアラブ出身者と見られる」男性による暴行や襲撃事件が、ますます増えている。例えば、今年新年の夜には、ドイツのケルンで、およそ千人が、地元市民を攻撃し、大問題となった。