ケネシュ被告は政権からの圧力および自分に対する告訴に関連して編集長の座を退いたことを明らかにしている。
司法側はケネシュ被告が自身のツィッターの中でダウトオール首相を名指しで侮辱する発言を行ったとみなしている。裁判では、ツィッターは報道の自由および憲法で保証されている言論の自由の枠内で捉えられるべきものだとする被告側のエルギナイ弁護士の論拠には注意が向けられなかった。
これより前、ケネシュ被告に対してはトルコ政権のエルドアン大統領を口頭およびソーシャルネットで名指しで非難したとして、さらに別の侮辱罪が問われている。
「ザマン」紙は、米国在住の反体制派イスラム教指導者フェトフラフ・ゲレン氏に近い筋の新聞社と目されている。エルドアン大統領はゲレン氏はトルコ政府転覆を狙っているとの見方を示している。