音楽グループ「コサック・システム」のメンバー、イワン・レーネさんは、28日にウクライナの首都キエフで開かれた記者会見で、次のように述べた‐
「現在、ロシアのメディア製品のすべてがプロパガンダの要素を持っている。あるいはロシア軍への賛美、またはロシア世界の理想などの要素を持っている。個別のアーティストや映画を禁止するという戦略は、それほど有効的ではないことがわかった。我々は、ロシアからのあらゆる知的製品を禁止する必要があると考えている」。
またレーネさんは、ロシアのメディア製品の販売は、ロシアの生産者に利益をもたらすだけでなく、ウクライナのメディア産業の発展を阻む、と強調した。
レーネさんは、「我々は、国家安全保障のために、ロシアからの映像や音声の輸入禁止、またロシア製の映像や音声をウクライナのテレビやラジオで放送禁止とすることを大統領に求める」と指摘した。