ロシアのドミートリイ・ロゴジン副首相によれば、「スホイ・スーパージェット100」購入契約のきっかけとなったのは、イランにロシア産地対空ミサイルシステムS-300が無事供給されたことだ。
イラン民間航空機建設の指導部の一人はスプートニクに対し、イランは「スホイ・スーパージェット100」購入に非常に意欲的だ、と述べた。
「ロシア機の優位性を知悉するイラン企業2-3社がスホイ購入に関心を示している。スホイは超現代的なナヴィゲーションシステムで操作される。今日では世界最良の旅客機だ。スホイはイランの国内便で広く需要されるだろう。イラン運輸省の最新の評価では、劣化にともない、今手元にある航空機は近いうちにほぼ全面的に退役させられる。そのかわりにスホイ100機が備えられるかも知れない。最近スホイは民間航空機の主要市場で素晴らしいパフォーマンスを見せている。欧州諸国でも、極東でもだ。このブランドのまわりには、好適な心理的磁場ができている。イランではむろん、航空会社や乗客の信頼は、まだまだこれから勝ち取っていかねばならないが、イランでも、スホイ・スーパージェット100が現代的で、信頼できる旅客機であることは理解されている」