もし同提案が国民投票で承認された場合、スイスは、いかなることにも関係なく国民に最低限の収入が保証された初の国となる。
リサーチ会社「デモスコープ」の世論調査によると、大多数のスイス人が、もし同法律が採択された場合も仕事を続ける意向であることが分かった。もし毎月2500フランの収入が保証されるならば仕事を辞めると答えた人は、わずか2パーセントだった。
スイス国民は、有職か無職かにかかわらず国が国民一人一人に対し毎月約2250ユーロを支給するという提案を議論することになる。https://t.co/ikqKAuNzKx
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) 6 февраля 2016
最低限の収入が保証された場合、あなたは仕事を続けますか?
また回答者1076人の3分の1が、法律が採択された場合、他の国民は仕事をしなくなるとの確信を示した。なお回答者の56パーセントが、同提案は承認されないと考えている。
提案が承認された場合、スイスは年間2080億スイスフランを支給することになる。うち1500億スイスフランは国の税収入から、550億スイスフランは、社会保険基金から拠出される見込み。