韓国税関によれば、輸出額で最大の縮小が見られた相手国は自由貿易協定を締結していない諸国で、平均で10.7%ダウン。反対に自由貿易協定を締結した相手国とはその2分の1以下の4.4%縮小に留まった。
これについて韓国税関は「自由貿易が締結されたことで2015年の輸出縮小は許容範囲に留まり、これがまた輸入の急激な縮小をも防ぐ役割を果たした」との考察を示している。
韓国税関によれば2015年の輸入は平均で16.7%縮小。縮小を対象国別の内訳で見ると自由貿易協定締結国とは10.9%、非締結国とは20.8%とほぼ2倍の差が出ている。