露大統領報道官「シリアでのロシアの行動に関する英当局の声明を真剣に受け止める事はできない」

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ペスコフ大統領府報道官 - Sputnik 日本
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ロシアのドミトリイ・ペスコフ大統領報道官は「英国政府は、ロシアに対し、シリアでの紛争を扇動していると非難したが、そうしたものを真剣に受け止める事は出来ない。そうした非難は、根拠薄弱であり、シリアにおけるロシアの努力の本質に矛盾している」と述べた。

ペスコフ大統領報道官は、英外務省の声明について、記者団に次のようにコメントした-

「ああした声明に真面目に接する事などできない。ロシアは、テロリストとの戦いにおいてシリアの人々を助けるため、巨大な努力を傾けている。テロリストらは、シリアにとってのみならず、世界全体にとっても脅威である。ゆえに英当局の声明は、ロシアの努力の本質に矛盾している。」

先に英国のハモンド外相は「シリアにおけるロシアの行動は『ダーイシュ(IS,イスラム国)』の立場を強化している。なぜなら、彼らが空爆しているのは、ダーイシュではなく、穏健派在野勢力の陣地だからだ」と述べた。また外相は「シリアにおけるロシアの行動は、難民問題を深刻化させている」とも指摘した。

また火曜日、ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は、「ロシアとイランは、シリア問題の調整を妨害している」との英国のハモンド外相の発言をコメントし「そうした声明は、危険なニセ情報をばら撒くものだ」と批判した。

 

 

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