ミッテルレーナー副首相は、次のように述べた―
「制裁という決定は、二国間関係の制限をもたらした。しかし、この決定が下されたのは、我々のレベルではなかった。我々は、やはりそうした関係に反対する行動をとりたいと望んでいる。それゆえ2日に、オーストリア・ロシア政府間委員会の会合が行われ、よい結果が得られた事は大いなる喜びであった。」
一方ウリュカエフ経済発展相は「二国間の貿易-経済関係は、最も良い時期にあると言うわけではない」としながらも「どういう状況であっても成功を求めるべきだ」と述べた。
ここ数か月、西側の複数の政治家達は、何度となく「EUと米国の対ロシア制裁は、2015年2月にミンスクで結ばれた合意が達成されるならば、近く解除されるだろう」との見方を公けにしている。例えば1月24日、フランスのマクロン経済相は「この夏にも制裁が解除されるよう希望する」と述べた。